
トップ > 自由学習館

情報化、グローバル化が急速に進展している近年、将来社会に出て時代の変化に柔軟に対応し、能力を発揮するには、常に問題意識をもち革新的な発想力・想像力と広い視野で物事の判断ができる人材が求められます。
それには、多感で知識・吸収力の旺盛な中学・高校時代にしっかりとした基礎学力と共に幅広い教養・知識・コミュニケーション力を身に付けることが必要です。
このような考え方から本学園では、これまで「先進的で特徴ある教育環境の整備」を進めてきましたが、その一つが生徒の「学びたい」に応える教育施設「自由学習館(Freedom Learning Manor House)」です。
この「自由学習館」は、生徒の読解力、言語力、情報の収集、活用能力をはぐくみ、調べ学習を進めることができる「館(やかた)」であり、『自調自考』の拠点となります。
この「自由学習館」を大いに活用し、自己の目標を実現し、将来社会に出て活躍する生徒諸君が「自分のあの『自由学習館』で学んだことが、自分の人生の中で学びの可能性を開花させてくれた」と言える「学びの館」となることを目指しています。

建物周辺の外部空間は、基本的に閉鎖的な塀を作らず、中低木の植栽や必要最低限のフェンスなどによって、開放的な境界を設置します。
地階からアプローチ階である1階、さらには2階、3階の内部空間は、音響上閉鎖する必要のあるホール部分以外、「一つ屋根の下」の吹き抜けの空間となります。
館内には多様な使用目的に応じた、バラエティに富んだ学習スペースを設置し、生徒が自由に場所を選んで利用することが可能です。
生徒学習席 合計約200席(講堂席を除く)
書籍収納冊数 約7000冊
地下1階の講堂は、音響効果を最大限考慮した室内と、格納が出来るイス席(ロールバックスタンド)で、目的に応じた多様な対応が可能であり、最大350人を収容でききる講堂としての利用のほか、平土間部をステージに見立てた合唱などの練習や発表、座席を格納して全室自習スペースとして利用することも出来ます。
◇自習・学習スペース
1.開館
休館日を除く毎日
2.休館日
・毎週火曜日
・年末年始 ・お盆休み ・学校で特別に指定した日
3.開館時間
・出校日
(4月~10月)
放課後から午後7時30分
(11月~3月)
放課後から午後6時30分
ただし、三学期の高校3年生の利用は午前9時から
・出校日以外
午前9時から午後6時

学校は生徒の皆さんにとっても教職員の皆さんにとっても、教室での授業のためだけではなく、毎日をここで過ごすいわば「生活の舞台」とも呼べるものです。またその空間を学校内だけでなく、登下校にも使う周辺界隈を含めた広い範囲で考えたいと思っています。
これまでの実践学園の校舎群は市街地の限られた敷地の中で、学校に必要な機能がコンパクトにまとめられています。そこで新しい自由学習館は、既存校舎にはない校舎内のゆとりの空間や時間を、集約的に生み出すように設計されています。既存校舎にある「教室」に対して、生徒の皆さんが自由に滞在、活用できる「ハウス」の空間を作ろうとしています。
「ハウス」では、自習はもちろん、クラブ活動等の課外活動を通して、クラスメートや先輩・後輩、あるいは教職員との交流、さらには地域の人々との交流も活発に行えるよう、様々な空間が工夫されています。ここでの活動が端緒となって、学校全体が「まち」となり、また実際の近隣社会との接点としても機能するように計画されています。
自由学習館の敷地は、既存の校舎から緑道などを使ってアプローチすることができ、また西側の区立宮前公園の緑に接しています。恵まれたこの場所の特性を最大限にいかして、ここをいわば学校の「離れ」の空間とします。個人から小グループ、さらには1クラスのまとまりでも利用可能な自主学習のスペースと、より多くの人が集うことの出来る段床型のホールスペースがあります。ホールはまた、階段型の客席を格納することで床の平らな大空間とすることもでき、コーラス・演劇などの練習の他、様々な集会や軽運動などにも利用できます。
建築のデザインは、周辺に調和するひとつの屋根で全体をおおい、その下に皆さんが思い思いに集まる空間を作ろうとしています。ホールのある地下の階から、読書や自習のための3階のスペースまでが、明るく伸び伸びとしたひとつながりの空間となっていて、友人たちの姿や活動、戸外の緑などが自然に眼に触れるような、やさしく居心地のよい空間を構想しています。

建設予定は、現在の中野校舎に隣接する約3百坪の敷地に建設します。この建設予定地の隣には、中野区の公園があり、これらの公園の緑を勉強で疲れた生徒を癒すため、一望できるような設計となっております。
完成は2011年4月を予定しています。明るく開放的な学習環境は一段と充実することになり、生徒1人ひとりが、大きく飛躍し、夢の実現に向けての前進に大きく貢献することとなります。